睡眠時無呼吸検査について

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が浅くなる/止まることによって低酸素の状態になることです。自分では気づかないことが多く、ご家族からいびきや呼吸が止まっていることを指摘され検査を受けるケースがほとんどです。その他、夜間に目が覚める(息苦しくなって目が覚める)、日中の眠気や頭痛、倦怠感(熟睡感がない)などの自覚症状があることもあります。

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠時無呼吸がない方と比較して「自動車事故が約2.5倍」1)、「高血圧症が約2.5倍」2)、「脳卒中や死亡は約3倍」3)多いと報告されています。重症な睡眠時無呼吸症候群の方にはCPAP療法(下図)という治療法があります。

睡眠中に呼吸が止まっているかもと感じている方、もしくはいびきがうるさいと言われている方は一度ご相談ください。

*検査は指先と鼻にセンサーを付けて一晩寝ていただく、ご自宅でできる検査です。

<CPAP療法>フクダ電子CPAP Supportより

CPAP療法とは、鼻に装着したマスクから空気を送りこむことによって、気道の閉塞を解除し低酸素を改善する方法です。

1) Am Rev Respir Dis. 1988 Aug;138(2):337-40.

2) N Engl J Med. 2000 May 11;342(19):1378-84.

3) N Engl J Med. 2005 Nov 10;353(19):2034-41.

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